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2015年5月4日月曜日

ブログの引越しのお知らせ


先にブログの引越しをお知らせしました。

その後、いろいろ調べてみたところ、現状では、このブログがGoogle検索に、ヒットしないことがわかりました。旧URLで、必要な処置を飛ばして、急いで引越しをしたためです。

これを機会に新しいブログを立ち上げることにしました。こちらのブログは「万葉集と古代の巻物」のタイトルをそのまま継承して、『万葉集』と書物学に関わる話題を、書き継いでゆきたいと思います。

6 May 2015

小川靖彦


2012年4月30日月曜日

『萬葉学史の研究』の在庫について

2007年2月に上梓し、2008年10月に第2刷を発行した私の著書『萬葉学史の研究』は、現在アマゾンでは「お取扱いできません」となっており、「日本の古本屋」のサイトにもあまり登場しません。

『萬葉学史の研究』は品切れですね、と言われることが時々あります。実は、版元の「おうふう」にはまだ在庫があります。ご入用の方は、「おうふう」に直接お問い合わせください。または、上代文学会などの学会の大会会場に「おうふう」が出店していますので、そこでお問い合わせください。
おうふうのホームページ

なお、第2刷の際に、誤植の訂正と、6頁の「補記」の追加を行っています。第2刷にて、お読みいただきたく存じます。

「日本の古本屋」や古書店で購入くださる場合には、第2刷であるかどうかを必ずご確認ください。第2刷の特徴は以下です。

 ① 奥付に次のように記載されています。
   二〇〇七年二月二四日 初版一刷発行
   二〇〇八年十月一五日 初版二刷発行
    〔第1刷では、
      二〇〇七年二月一五日 初版印刷
      二〇〇七年二月二四日 初版発行〕
 ② 頁数が640頁です(奥付は639頁にあります)。
    〔第1刷は636頁です(奥付は635頁にあります)〕
 ③ 「あとがき」の末尾に「補記」があります(610~615頁)


『萬葉学史の研究』第2刷をお手元に置いて、利用していただけるならば、この上なく幸いです。

*『萬葉学史の研究』の紹介と目次


2009年4月29日水曜日

再開します

しばらくこのブログ「万葉集と古代の巻物」は、休止状態でした。ご覧くださっていた皆様には、ご心配をおかけしました。間もなく再開いたします。

2008年9月14日日曜日

『萬葉学史の研究』第2刷、10月刊行

萬葉学史の研究

2007年9月以来品切れとなっていました、私の著書『萬葉学史の研究』(おうふう、2007年2月刊)の第2刷が、来たる10月前半に刊行されます。

誤植を訂正しました。また皆様から賜りました御教示・御意見に基づく修訂と補足、第1刷刊行後に気付いた先行研究についての補足も行いました。

「あとがき」の次に、6ページほどの「補記」として、修訂についての説明と、補足を記しました。
*「補記」が当初の予定より少し多くなりました。ただし、本書の論旨に関わり、詳細な議論が必要な問題や、御教示によって明らかになった新たに挑戦すべき研究課題については、改めて論文の形でお答えすることにさせていただきました。

現在、訂正と「補記」の校正が順調に進行中です。

150部の少部数出版となります。ご購入を希望される場合には、出版社の「おうふう」に、ご連絡ください(予約できます)。なお、重版は今回限りとなります。
おうふう
「おうふう」の本書『萬葉学史の研究』の紹介ページ
このブログ「万葉集と古代の巻物」での紹介(「豊饒な研究分野・万葉学史」〈目次もあります〉)

第1刷の「正誤表」を、このブログ「万葉集と古代の巻物」にアップする予定です。また第1刷ご購入の皆様には、「正誤表」と、「補記」のコピーをお送りしたく思っております(ご寄贈いたしまた皆さんには、お送りいたします)。


2008年6月7日土曜日

『萬葉学史の研究』重版のお知らせ

私の著書『萬葉学史の研究』(おうふう、2007年2月刊)は、昨年9月以来品切れとなっていました。この度、年内の重版が決まりましたので、お知らせします。

誤植を訂正するとともに、ご指摘いただきました点について補訂を加えます。

正誤表、および補訂(1、2ページ程度)は、このブログで、公開する予定です(なお、御寄贈いたしました皆様には、正誤表と、補訂をまとめたものをお送りいたします)。

今しばらくお待ちください。

*確実に入手されたい場合には、出版社の「おうふう」の方へ、お申し込みください。現在予約を受け付けております。


この度、本書『萬葉学史の研究』にて、「第25回上代文学会賞」と「第3回全国大学国語国文学会賞」を受賞いたしました。有り難うございました。

2008年4月18日金曜日

古筆学者・小松茂美氏の紹介記事(読売新聞):さらに知りたい人のために

2008年4月17日(木)付の『読売新聞』夕刊の、シリーズ「明日へ・書を囲む」に、古筆学者・小松茂美先生の近況を紹介する記事が、掲載されました。

『古筆学大成』の刊行にいたるまでの、情熱と努力が簡潔にまとめられています。そして、83歳になれた今、後白河法皇の研究に没頭され、66年にわたる法皇の生涯を、一日刻みで再現する「日録」を、ほぼ完成されたことが、紹介されています。

王者の風格が備わる、後白河法皇の筆跡も魅力、と小松先生はおっしゃっています。その筆跡の背後にある、激動の人生が、間もなく、小松先生ご自身が独自に開拓された古筆学の、あらゆる方法が駆使されながら、鮮烈に描き出されると思うと、心弾みます(小松先生の古筆学は、書を中心として、国文学・歴史学・美術史・宗教学などを集大成する学問です)。

書斎で撮影された、清い御姿の写真とともに、「書は季節に関係なく、昔は365日の関心事。今も人間錬成の場だと思います」というお言葉が、強く印象に残りました。

なお、先生の被爆のこと、『平家納経』との出会い、古筆学を確立されるまでの格闘、そして学問や、今日の書のあり方についての思いについて、「インタビュー・古筆学に生きる」(『文字のちから―写本・デザイン・かな・漢字・修復―』所収)で、さらに詳しくお話ししてくださっています。先生の激しい生き様は、私たちに大きな勇気を与えてくれます。



「インタビュー・古筆学に生きる(小松茂美)」目次
��『文字のちから』65~82頁(18頁分)=

��.書とのめぐりあい―父と恩師によって
��.書に生かされる―「書は人間の錬成によって立派になる」
��.被爆、そして池田亀鑑博士『古典の批判的処置に関する研究』との縁
��.『平家納経』への思い “生きている間に見たい”
��.池田亀鑑博士との出会い「私は必ずあなたを助ける」
��.二荒山本『後撰集』・今城切からの着想―断片を元の形に復元する
��.古筆学の樹立 “人間錬成の格闘”
��.『平家納経』から後白河法皇へ―美と生と死と
��.文字のいまと古筆学のこれから―“文字性”の喪失

【インタビューから】
・「今になって考えることは、学問であれ何であれ、それが人間錬成の格闘だということです。その中で私は学問を選んだということなのです。商人であれ、作家であれ、画家であれ、歌舞伎役者であれすべて同じです。そういうことで、ありとあらゆることを自分の栄養にしなければいけないなと思いましたね。」(77頁)

・「今現在、私は後白河法皇の六十六年間の生涯を追究していますが、これは古筆の歴史的な研究かというそうではない。しかしこれが究極の古筆学だと私は思っています。私の古筆学の終焉、最後の大事業として進めているこの古筆学は複雑多岐な方法をとっています。ありとあらゆる学問の集大成なのです。」(79頁)

・「そして、何であれ、まずは本物と偽物の見分けが付くように己れの“眼”を養っていただきたいですね。」(インタビューの結びに。82頁)

��『文字のちから―写本・デザイン・かな・漢字・修復―』学燈社、全196頁、2007年12月刊、1,800円(本体)

文字のちから(書籍版)