2011年2月6日日曜日

『万葉集 隠された歴史のメッセージ』の書評

昨年刊行しました私の『万葉集 隠された歴史のメッセージ』(角川選書、2010年7月刊)について、奥村和美氏(奈良女子大学准教授、日本古代文学)の書評が『青山学報』第234号(2010年12月刊)に掲載されました。

奥村氏の書評は、この本の特徴を、最新の研究状況の中で捉えてくださっています。さらにこの本を踏まえて、”伝承されてきた歌を漢字の文字列に当てはめることも、訓読と注解の萌芽と位置づけられる”という、新たな問題提起をされています。
『青山学報』第234号
*目次の私の本のタイトルをクリックすると、PDFファイルが開きます。

刊行後、多くの方々から、励ましのことばを賜りました。面識のない方にも、ブログにも取り上げていただきました。心より御礼申し上げます。

今後も、『万葉集』という貴重な文化遺産のすばらしさを伝えてゆきたいと思っています。


*しばらく、このブログ「万葉集と古代の巻物」は休止状態となっています。昨年一年の間に、小松茂美先生のご逝去などがあり、なかなか記事を書けませんでした。徐々に記事を書いてゆきたく思っています。